パンドラの箱

あたしは鍵盤をたたく気になってキーボードを撃つ。
そのうちに、ひどいことになるよ。

眼もあてられぬほどに

けれどもそれは、ほんの一部分にとってのみ。
且つ、すぐ忘却の穴へゆく。

総和的感知はほぼないに等しく、
挿話的機能も持たない。
だから、とるに足らぬ。書く意味もなく。
もっとも良く、もっと悪く、

ジャストミスマッチ

いや、ちがう。もっともっともっと、確実に大事なことをまだ誰も言ってない。
と言ってくれる人、そう悩んでる人に会えば、少しは元気がでるかもしれないけど全然救われるわけじゃないし。
自分がうれしくなるだけ。べつにそれをいまさら求めてないし。

馬鹿量産の時代

ラグビーと野球の試合が重なった所為で人間の量が多くなりすぎた駅と車両のなかを、
過ごしたあとの親子の会話

「お父さんすごいだろ。あんな電車にいっつも乗ってるんだよ」
「・・・」
「な、すごいだろ。朝も夜も、毎日だよ」
「すごいと思わないか?」
「毎日だよ、ほんとに。いつも。すごいだろ」
「お父さんのことすごいと思うだろ?」

子供が何を答えたか聞こえなかったけれど、あまり反応してなかった。
将来へげんなりしたのかもしれないし、ただ疲れていたのかもしれないし、
しかし少しだけ父親のことが迷惑そうだった。
すごいんじゃなくてただのバカなんだよと叫びたかった自分はもっとカバ。

実話

メルド!!!!

ウェルギリウスを冷蔵庫にした高橋源一郎はどんな気持ちだったのだろうとちょっと考えます。ただそれよりもクロソフスキーのおかげでブランショへの興味がどんどんどんどんと、なっているんです。哀れなものたちの、かくも不吉な光への・・・

きみが哀れだと思うかもしれない。

そうなんです。誰のことも絶対に傷つけたくないと本気で願っている人間は、それには完璧な消去を行うことが必須だという理由で、確実に馬鹿だと思います。

茶番ババンバンバン♪
メルドー!!