2014-01-01から1年間の記事一覧

かつて痛みを吸い取ってくれた音たちから取り返すつもりで

いまより昔に書き散らした言葉と、いまより昔に聴いた音楽から感じた波には共通点がある。既に自分の領域を離れているけどその時間を覚えている。 強烈な差異は、前者は、自分が発したはずなのに自分の手を離れてしまうことで、後者は、自分が感じたはずなの…

エアコン嫌いだった猫が夏に負けた日

生い茂る木にやすらぎを感じるのは、地面がやわらかい土で草が生い茂っていないからだと気付いた。コンクリートに生える木が好きなんだと気付いたぎゃー涙涙乾いた涙と嘆く人がいたなら、私は土も草も木もきれいな空気も水も嫌いだからあなたは健全ですよと…

「私はプラスチックじゃないんだよ」の考察

「常に、既に」の対義テクストが「瞬間に、いつか」では「いま、ここ、わたし」は? 「not now, not here, not me」 怒りに正しいプロセスなどあるのか。ただしさとは。 正しさよりも美しさを。正しさよりも美しさをば。正しさよりも美しさをばかにする。 生…

ねじまき少女

バチカルビ。 映画「クラウドアトラス」を思い出す。 (自分がカタルシスを好むために)感度が低い所為か高みの種類が異なる所為かあまり。面白いけどはまらない。4分の3を過ぎた頃にタイトルのねじまき少女主体で胸熱展開かとなるかと思ったが、マクロな状…

ぼんのうにつぐのはいやはや

煩悩に告ぐ、己の存在を粗末にすることなかれ。 煩悩に告ぐ、己の価値を過小評価することなかれ。 煩悩に告ぐ、確証はないが 程度問題の権化は性欲だという仮説自説。 1回あんたとやってみたいだけなんだよー!と本人に言ってしまった後悔とその気持ちにまっ…

要らない誕生日プレゼントは何日過ぎたら捨て時です

いまなら心臓を刺されてもよいと思える瞬間の数を数えることにして、いま一回目が過ぎたところですか。 背中からでいいですか。肉親にもらったゆるキャラのぬいぐるみで現実に戻されることのないように。 祈願。対象は、痩せたドラマーがたたく冬。感触は水…

バナナ剝きには最適の日々

「墓石に、と彼女は言う」 鏡は前後を裏返している。 「equal」 可能性による散文 「コルタサル・パス」 よりも人間メッセージ説と、コム 神林 長平の短編のコム(胡夢) クィ。 「Jail Over」 フランケン、白と赤のソーセージ、白ヤギ黒ヤギ。 分解、創造。…

亡き王女のためのパヴァーヌ

経て減るもの。 原因1、生まれた故 原因2、運 原因3、細胞の分裂回数の限界 死にゆく細胞を心配していることが徒労感の原因、というのは正しくない。 あらゆるコードに絡まれて、なにをかいわんや。 見た目が、確実にださいAが、いけているBと会った後に…